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浮気を暴露したら名誉毀損?

浮気をしている事実を相手の会社に対して暴露した場合には、いくつか法律上の責任を問われる可能性があります。

 

たとえば我が国の刑法のなかでは、事実を公然と暴露して社会的な評価を下げる行為を名誉毀損罪にあたるとしており、懲役や罰金といった刑罰に処せられます。

 

会社というのは当事者間のプライベートな関係ではなく、まさに公然性があると認められるほか、法律ではそれが事実として正しいかどうかは求められていないところもポイントです。

 

たとえ浮気をしたというのが虚偽ではなく本当のことであった場合でも、相手の社会的な評価を下げるという意図があったのであれば、やはり名誉毀損罪の成立を免れることはできません。

 

これは相手とはまったく関係のない人が会社で噂を広める場合も、浮気関係の当事者だった場合も同じことといえます。

 

例外的に相手が政治家だった場合のように、公表することが公共の利益に合致するような場合には、刑法上の名誉毀損罪にはならない可能性もありますが、これはレアケースと考えるのが妥当でしょう。

 

刑法上の犯罪としてのほかにも、相手から民法上の不法行為として損害賠償を請求されることもあり得ますので、いずれにしてもリスクの大きい行為です。